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インプラントが難しいといわれた方へ。骨造成を検討しませんか?
こんにちは。
桶川市の「ふちがみ歯科医院」です。
インプラント治療は、顎の骨の状態により、治療を断られる場合があります。
しかし、現在の歯科医療では骨をつくる(再生させる)治療を行うことが可能です。
これまでにインプラントを希望したのに、治療ができなかった方も、骨造成を行えば、インプラント治療ができることが多くあります。
インプラント治療と顎の骨の関係
インプラント治療では、顎の骨の量や高さが、治療の適否を判断するポイントのひとつになります。
それは、人工歯根となる「チタン製のインプラント体」が骨と結合して、かぶせものを支える強固な力を発揮するからです。
そのため、インプラントを長期的に安定させるためには、骨の状態が非常に重要になります。
むし歯や歯周病が重症化してしまった方や、入れ歯を長期間使用している方の中には、顎の骨が少しずつ痩せて、細くなってしまっている場合があります。
そのままの骨の状態でインプラント治療を行うことが難しい場合には、骨をつくる(再生させる)ことにより、長期的に安定したインプラント治療を行える可能性が広がります。
骨を増やす治療「骨造成」
骨を増やす方法はいくつかあり、お口の状態によって、適した治療法は異なります。
●GBR法
顎の骨が細くなってしまっている場所に適応する方法です。
骨を増やしたい部分に、人工骨を補填して特殊な膜で覆い、数カ月間安静を保つことで骨の再生を促します。
●ソケットリフト
上顎の歯(特に奥歯)で骨の高さが少ない場所に適応する方法です。
骨の高さ(厚み)が少ない場所に、人工骨を補填して、数カ月間安静を保つことで骨の再生を促します。
インプラント体の埋め込みと同時に治療することが多いため、サイナスリフト(下記)と比較して、治療期間が短く済む利点があります。
●サイナスリフト
上顎の歯(特に奥歯)で骨の高さが少ない場所に適応する方法です。
骨の高さ(厚み)が少ない場所に、人工骨を補填して、数カ月間安静を保つことで骨の再生を促します。
造成する骨量が多い場合に適応します。
基本的に骨が造成されたことを確認してから、インプラント治療を行うため、治療期間が長くなります。
インプラント治療が難しいといわれたら
安全にインプラントや骨造成治療を行うためには専門的知識や技術が必要です。
まずは、インプラント治療に関わる知識・技術・経験、クリニックの設備を備えている歯科医院で、十分に説明を受けてから、治療を選択することをおすすめします。
桶川市の「ふちがみ歯科医院」では、お口の状態に合わせて、適切なインプラント治療をご提案します。
日本口腔インプラント学会の専門医・指導医の資格を保有している院長が、先進の設備を活用しながら、安全に配慮した治療を行っています。
インプラント治療をあきらめていた方も、まずはお気軽にご相談ください。