むし歯|桶川市加納で歯科をお探しの方はふちがみ歯科医院まで

お電話での予約・お問い合わせ048-728-1182
[診療時間] 9:00~13:00 14:30〜18:00
※最終受付17:30
休診日:木曜・日曜・祝日

WEB予約
アクセス
電話予約

むし歯CAVITIES

むし歯とはどんな病気?

むし歯とは、お口の中にいる細菌によって歯が溶ける病気です。
主な原因は「ミュータンス菌」で、お口の中の糖分を餌として増殖し、歯垢(プラーク)を作ります。
歯垢は、酸を発生させ歯の表面をもろくしていき、やがて歯には穴が空くようになります。
初期のむし歯は自覚症状がほとんどなく、痛みなどの症状を感じるころにはかなり進行していることが多いのです。
毎日のオーラルケアでむし歯を予防し、すこやかな歯を保ちましょう。



むし歯の進行を
段階別に紹介します


 

初期むし歯(C1)

歯の表面であるエナメル質が溶けて、小さな黒ずみや穴ができています。
目立たないため、自分自身でむし歯を見つけることは難しい段階です。

自覚症状:エナメル質には神経が通っていないため、痛みなどの変化を感じることはほとんどありません。
治療:どれだけ小さなむし歯であっても、部分的に削って詰め物の処置を行い、進行を止める必要があります。
このようになる前に、定期的に歯科医院でお口の中をチェックしていただくことをおすすめします。

 

象牙質に達したむし歯(C2)

エナメル質の内部にある象牙質まで、むし歯が進行している状態です。
象牙質はエナメル質に比べて酸に溶けやすいため、放置しているとむし歯が早く進行する可能性があります。

自覚症状:象牙質の下に歯髄(歯の神経)があるため、ときどき冷たいもの・甘いものがしみたり、痛んだりすることがあります。
治療:基本的にはC1と同様ですが、そのまま削ると痛いため、局所麻酔をして処置を行います。

 

歯髄に達したむし歯(C3)

象牙質のさらに奥にある、歯髄(歯の神経)まで、むし歯が進行している状態です。
歯の根の先に膿が溜まり、歯ぐきが腫れることもあります。

自覚症状:炎症が神経まで及んでいるため、何をしていなくてもズキズキと鋭く痛みます。
治療:局所麻酔後にむし歯を取り除き、歯の根管を洗浄・消毒し、薬剤を詰めて被せ物をします。
進行がかなり進んでいる場合は、抜歯になることも。そうなると、治療期間も数ヶ月以上と長くなります。

 

歯冠が崩壊したむし歯(C4)

歯ぐきの上部である「歯冠」がなくなり、歯の根だけ残った状態です。
歯髄が壊死していると抜歯になることがほとんどです。

自覚症状:歯髄が壊死すると痛みを感じなくなります。
しかし、そのまま放置すると根の先に膿の袋ができて再び痛みます。
治療:抜歯を行い、入れ歯やブリッジ、インプラントによって補い、再び噛めるようにします。



大人のむし歯とその特徴は?


 

清掃不足によるむし歯

歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目、歯の裏側は、歯垢が残りやすい場所です。
日ごろのオーラルケアで、歯ブラシに加え、歯間ブラシやデンタルフロスを用いて清掃を行うと、歯垢の除去率が上がります。
また、歯垢が石灰化した「歯石」はブラッシングでは取り除くことができません。
歯科医院で歯石を除去し、ご自身に合ったブラッシング指導を受けましょう。

 

歯ぐきが下がることによる
「根元むし歯(根面う蝕)」

加齢や歯周病によって歯ぐきが下がると、歯の根元(象牙質)がむき出しになり、根元むし歯ができやすくなります。
象牙質は、歯の表面であるエナメル質に比べて酸に弱いため、むし歯の進行が早いのです。
根元むし歯は30代で発症がみられ、60代以上での有病率は約60%と、年齢を重ねるにつれてリスクが高まります。
(参照:厚生労働省「第16回歯科口腔保健の推進に関する専門委員会」資料2-3「根面う蝕に関する目標等について」

歯磨きを行うときは、歯ぐきを傷つけないように軽い力でブラッシングをしましょう。

 

治療した歯が再びむし歯になる
「二次むし歯」

二次むし歯(二次カリエス)とは、過去に治療した歯の詰め物や被せ物が劣化し、隙間からむし歯菌が入り込んで再発する病気です。
むし歯は詰め物や被せ物の奥で発生するため、進行に気づきにくいのが特徴です。

定期的に歯科医院で経過観察をしていただくとともに、詰め物・被せ物と歯の境目は、丁寧にブラッシングを行いましょう。

エナメル質の内部にある象牙質は、加齢・歯のすり減り・摩擦によって厚くなっていきます。
そのため、大人のむし歯は進行しても痛みを感じにくく、発見が遅れてしまうことも多いのです。
日ごろから予防を意識したオーラルケアを行い、定期的に歯科医院でお口の中をチェックしましょう。



子どものむし歯とその特徴は?


子どものむし歯の主な原因は、砂糖の摂りすぎや磨き残しです。
乳歯は、永久歯に比べて歯質が未熟で酸に弱いため、むし歯が早く進行しやすいという特徴があります。
乳歯がむし歯になると、下記のようなリスクが高まります。

  • お口の中のむし歯菌が増えるため、他の歯もむし歯になりやすくなる

  • 永久歯が正しい位置に生えてこなくなり、歯並びが悪くなる

  • きちんと噛めないため、顎や身体の発達に影響を及ぼす

また、生え変わりの時期は、歯並びが凹凸で磨きにくくなります。
子どものむし歯の8割は手が届きにくい奥歯の溝から発生していることからも、仕上げ磨きをはじめとする大人のサポートが大切です。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」

仕上げ磨きに慣れてきたら、デンタルフロスなどを取り入れて、歯間ケアをしてあげましょう。
歯科医院では、お子さまの歯の発育やお口の中の状態など、さまざまなことをチェックできます。

小児歯科

予防と早期発見・早期治療が
大切です

一度削ったり抜いたりしてしまった歯は元に戻ることはありません。
歯を失ってしまうと毎日のお食事や会話も楽しめなくなってしまいます。

むし歯から歯を守るためには、日頃のケアと歯科でのプロケアが重要です。
定期的に歯科検診を受け、気になる症状があれば早めに治療を受けるようにしましょう。

お電話でのご予約

048-728-1182

[受付時間]9:00~13:00 14:30~18:00

当院へのアクセス